FX初心者は儲かる?損する?

FXを始めたての初心者は儲かるのか、損するのか?
皆さんが一番気になる部分だと思います。
ここで3人の架空個人トレーダーを例に「FXは儲かるのかどうか」を検証してみたいと思います。


初心者でもFXは儲かる?

●架空初心者トレーダー①:山田山夫さん(25歳:会社員:トレーダー歴2か月)
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・軍資金50万円
・FXの知識は本とネットで何となく見た程度
・大学では文学部を専攻。数字にはあまり強くない
・軍資金の50万円はボーナスなどから貯めたものなので、万が一全部なくなったとしても生活には特に影響はない。

まず軍資金50万円ならそれなりに大きな勝負に出ることが出来ますし、本などで多少勉強しているのであれば、「ここがチャンスだ!」というタイミングを見極めることも(完璧ではないにしろ)感じ取ることが可能だと思います。
それが当たれば1日で10万円単位の儲けを出すことは、FX初心者でもそう難しいことではないでしょう

しかしこのタイプで一番怖いのは、最初の1週間ぐらいで10万円ぐらいの大勝を収めてしまうことです。
「なんだ。FXなんて簡単じゃん」って思ってしまうのが一番怖いのです。
10万円を儲けるのも簡単で、50万円損するのも簡単なのがFXです。
1回大きく勝ってしまうと、大きく負けても「まあ10万ぐらいなら簡単に取り返せるからな」という考えが生まれてしまいがちです。
軍資金がある=それだけ失う額も大きいということを忘れなければ、勝負時に大きな勝負が出来るのでFXで儲けられる可能性も高いですね!

●架空初心者トレーダー②:海田海夫さん(21歳:フリーター:トレーダー歴半年)
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・軍資金:5万円
・ネットが主な勉強材料
・ギャンブルなどの経験はあるが、FXなどの投資系は全くの初心者
・軍資金の5万円はパチンコなどで使う予定の軍資金なので、なくなると割と生活に直結するお金。

この手のタイプの場合は「投入額」と「見返りの可能性」を考える「脳」が最初から備わっているので、勝負時の見極めなどが上達するのは早いと思います。
しかし、難点なのは軍資金が少ないことで、1回あたりの勝負額はあまり大きくなく、割と大きく値動きした日でも2万円くらいの勝ち金がいいところでしょう。
ギャンブル好きな人なら1度くらいは「1000円が5万円になった」なんてミラクルに遭遇したことがあるでしょう。
パチンコならうまくすれば500円が10万円になるなんてミラクルでさえ起きます。
それを知っている人だと「なんだよ、FXってそんなに稼げねーじゃん」と感じてしまうかもしれませんね。
パチンコだとプレイしている間は様々な映像演出などを堪能できますが、FXはただチャートを眺めているだけなので、「つまんないし、盛り上がりにも欠けるな」と感じるかもしれません。
ロット3くらい出せるようになるまで(軍資金が15万円ぐらいに増えるまで)はコツコツ増やしていくという、ドミノやトランプでピラミッドを作るといった1人ゲームが好きな人には向いているかもしれませんね。

●架空初心者トレーダー③:川田川夫(30歳:会社員:トレーダー歴4ヶ月)
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・軍資金:30万円
・暇な日があると、FX会社が開催する無料セミナーなどに参加して勉強を重ねてから実践に移った。
・ギャンブルも投資も経験はないが、大学時代は経済学部に在籍していたので、基礎知識はある。
・軍資金はボーナスの一部なので、生活には特に負担はない。
・今まで大きな買い物はあまりしたことがない

とても慎重な性格の川田さんは「最初に口座開設だけ済ませて、それからセミナーに参加してみよう!」と3か月ほどかけて勉強をしたので、実際のFX歴は1か月。

勉強も重ねてきましたし、講師にも積極的に質問をしていたので、勝率はかなり高いという良い結果でスタートしました。
しかし、慎重な性格が災いしたのか「もっと大きく勝てた時に、手仕舞いがあまりに早すぎる」という場面もいくつかありました。
もちろん「大穴狙って大やけど」をするということが無いのは良いことですが、怖いのはリスクヘッジに失敗した時です。
「4回5000円勝って、1回3万円負けた」なんてことが起きれば「FXって怖い、やっぱり儲けより損の方が大きいんだ」と思ってしまいがちです。

苦労して、慎重にやってやっと稼いだ2万円なのに、1回のちょっとしたミスで3万円も失ってしまった。
そう思ってしまうともう続ける気力さえ失ってしまいかねません。
せっかく何か月もかけて勉強したのに結果的に1万円を失っただけで終わりではあまりに悲しいですよね。
「どうせもう辞めるのであれば少しでもプラスにしてから」
そう考えるのは自然の流れですが、これがこの川田さんタイプの最大の落とし穴。
生真面目で慎重だからこそ「ちょっと勝ったらもうやめよう」と思ってしまうのですが、そういう発想の時に限って「ちょっと勝つ」までが遠く難しいということがよくあります。
そうなるともうムキになってしまって冷静さを欠いた取引をしてしまうのです。
「まあ、そういうこともあるか」と良い意味で適当に受け止め、いつも通りの投資を心がけられれば安定した勝率と、堅実なリスクヘッジが可能となるでしょう。